第43回 美術協会「風」 展覧会


September の風 展

愛知トリエンナーレ2013 パートナーシップ参加事業



会場 : 稲沢市荻須記念美術館

期間 : 2013年9月19日(木)〜23日(月)

後援 :  愛知県・名古屋市・稲沢市・岩倉市・朝日カルチャーセンター・NHK文化センター岐阜支社



祝辞

愛知県知事 大村 秀章

第43回「Septemberの風」展が開催されますことを心からお慶び申し上げます。
 美術協会「風」におかれましては、美術創作活動のほか、海外作家との交流展にも積極的に取り組まれ、美術を通じた国際文化交流に御尽力いただいております。このことは本県の文化振興にとりましても誠に意義深く、皆様の御努力に敬意を表する次第であります。
 終わりに、本展の御盛会と皆様方の一層の御活躍を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

名古屋市長 河村 たかし

「Septemberの風」展が盛大に開催されますことを、心よりお祝い申し上げます。
美術協会「風」の皆様におかれましては、国内外、プロ・アマの壁を超えた芸術文化の交流の場を提供しておられ、その積極的な取り組みに心から敬意を表します。
 私たちの心に潤いや豊かさをもたらす文化芸術には、今後ますます大きな役割が期待されております。皆様におかれましては、名古屋市の文化芸術の振興に引き続きお力添えを賜りますようよろしくお願いいたします。
 本展のご盛会と美術協会「風」のご発展を祈念いたします。



今「こころ」が見直されるようになりました。
 これまでの経済的発展がもたらした豊かな生活は、物質主義に走り、大量生産、大量消費による地球環境の破壊、さらには人々の心の荒廃をも進めてきました。
 そんな流れに多くの人々が、疑問を持ち始めたのも事実です。
心の安らぎや感動を大切にする人々が増え始めています。そんな中で美術、デザインなどの文化活動は、人間の「感性」を大切にするもので、その役割が、さらに重視されるようになってきました。
 今回の「Septemberの風」展は、一人一人の作家が、時期に合ったそれぞれの思いのモチーフを使って取り組んで出来上がった作品です。その作品の画面から美術を超えた、「何か」を語りかけてくれるでしょう。その描いた作品は、作者の思いそのものですから。

                                      美術協会「風」代表 ごあいさつ





会場風景

第43回美術協会「風」展覧会は、初めての稲沢市での開催となった。
会場の荻須記念美術館は、昭和58(1983)年 画家荻須高徳の業績をたたえるため稲沢市が建設した。
稲沢公園内にあり、周りには大学や芝生の公園などがあり、落ち着いたたたずまいの美術館です。




期間中、新聞掲載もあり約700名の皆様にご来場いただきました。
ありがとうございました。




荻須記念美術館は、市民への美術文化振興も目的としています。
これは搬入、展示の様子を地元の子供たちが見学に来ている様子です。




作品紹介

西川 直見(油彩) 竹内 優子(アクリル)


岩淵 陽人(漆絵) 野澤 博行(版画)



ユン・サンウン(油彩)
韓国・ソウル大学の教授で、この絵はキャンバスに韓国紙を貼り、木の木目の背景に小花を描いたものです。

他に中国の作家から3点出品がありました。



田中 毅(油彩)
熱田神宮の大楠とランタン
9月開催の展覧会に合わせ、秋の夜長をイメージしました。



中川 恵利子(アクリル) 竹内 さとみ(水彩)



平岩 駿(油彩) 松原 亜矢子(パステル) 吉田 朱里(アクリル)


プロの画家をはじめ、会社員・主婦・学生などの会員達が、
油彩やアクリルなど様々な技法や大きさ(F20〜F60)で描き、おもしろい展覧会になりました。
今回はSeptember(9月)がテーマでしたが、皆様どんなご感想をお持ちになりましたでしょうか。
これからも会員一同、精進してまいります。
ご意見・ご感想などお寄せください。