美術協会「風」主催

第46回展覧会



「キャラバンの風」展


日時 : 2016年9月6日(月)〜11日(日)

会場 : アートスペースA1
名古屋市中区栄1


後援 : 外務省・愛知県・名古屋市・小牧市・
NHK文化センター岐阜


今回は あいちトリエンナーレ2016パートナーシップ事業 として企画参加しました
そのテーマ「虹のキャラヴァンサライ」にちなみ、テーマを「キャラバンの風」とし、
世界の絵画を集めた展覧会にしました。

http://aichitriennale.jp/partnership/index.html



ーーーーーごあいさつーーーーー

社会システムが変化し各国の芸術家たちは、自らのテーマに挑むために
フィールドという枠組みを飛び出そうとしている。

あるものは平面から立体表現の可能性を広げた。
数々のジャンル
からクロスオーバーしてあらゆる制約から解放され、
芸術の世界を
形作っている。
風の仲間たちよ、ここでしかない新しい空間を広げてください。



祝辞

外務大臣 岸田文雄

長年にわたり、一般市民の方々の美術活動を通して、草の根の国際交流を進めている美術協会「風」が、このたび「キャラバンの風」展を開催されますことを心からお慶び申し上げます。
 今回の展覧会は、あいちトリエンナーレ2016パートナーシップ事業に認定されており、地域の幅広い皆さんに国際交流の意義と親しみを感じていただけるものと思います。
 
この展覧会の作品は、生涯学習を通して、日常生活の中から見つけ出した心情風景を描いたものと聞いています。まさに、誰でも身近なことで国際交流を担うことが出来る証です。
 
最後に、本展覧会の御成功と、貴協会の今後のさらなる御発展をお祈りするとともに、開催に尽力された関係者の皆様に深甚なる敬意を表し、お祝いの言葉といたします。




祝辞 

愛知県知事
 大村秀章

 第46回「キャラバンの風」展が盛大に開催されますことを心よりお慶び申し上げます。

 美術協会「風」におかれましては、日常生活の心情風景を様々な方法で表現した作品の発表のほか、海外交流にも積極的に取り組んでおられます。このことは、本県の文化芸術の振興にとりましても、誠に意義深く、心より敬意を表する次第であります。

 本展の御盛会と貴協会の一層の御発展を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。



お祝いのことば

 名古屋市長
 河村たかし

 このたび、第46回「キャラバンの風」展が盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。

 美術協会「風」の皆様におかれましては、日常生活の心情風景の中から、様々な表現方法で描きだした作品の発表を積極的に行われるとともに、芸術文化による国際交流の場を提供してこられ、名古屋市といたしましても皆様のご活動に深く敬意を表する次第であります。

 本展示会のご盛会と、美術協会「風」のますますのご発展、ご来場の皆様のご健勝を心からお祈り申し上げます。





会場風景


落ち着いたギャラリー 油彩画(F100号)


各国の作品
中国・ブルガリア・ペルー・アメリカ・ジンバブエの作品が集まりました

中国 蔚県の切り絵
カラフルに十二支を表現しています
ブルガリアの細密画
アメリカ ミネソタの絵画 ペルーの刺繍(右)



アフリカ ジンバブエの作品


ジンバブエの作品を展示するにあたり、
駐日ジンバブエ共和国特命全権大使 タイタス・メリスワ・ジョナサン・アブーバスツ様から
感謝状およびメッセージを頂いたのでご紹介します。



メッセージ
(第46回 美術協会「風」展によせて)
<感動を与える芸術作品>


 芸術は、人間の多様な活動の中で、視覚や聴覚により表現されるものであるが、毎日の人間の生活光景そのものの表現でもある。
 きちんと準備し、調理され、食膳に供され、器に盛られた料理は、人々の心に伝えることが出来る芸術作品である。人々に心を伝えるのが芸術であり、それが人間の創造力を生み、その抽象的なものを確かなものとして概念化し、同時にその概念を伝える役割を担う。

 芸術を実体験した真実が、人々の現在と未来に反映する。芸術は、人々に今まで経験した過去、現在、未来について、その考えに影響を及ぼす。芸術は、体験、実態、喜びと苦しみの感情や諸々の現実の本質を表現する。芸術は、人々の観念や歴史を表現している。芸術は、毎日の生活、自然、人と環境の相互作用を描写することが可能である。

 芸術は、このように数限りない多くの物語を伝え、語ることのできる万人共通の言語である。それ故 芸術は、創造性、実体感、好奇心を生み、人々に鑑賞され、評価され、感激を生み出す。

 その結果 芸術は、概念として多用な分野を産み、細別される。例えば、演劇、美術、音楽、建築様式、料理法・・・など。

 芸術作品を創造する皆さんに申し上げると

 「皆様の作品は、現在を基点として過去と未来を繋ぎ、興味津々の思いを生涯の活動として創造し、それを支えるものです。」

2016年8月24日

                           駐日ジンバブエ共和国特命全権大使

                              タイタス・メリスワ・ジョナサン・アブーバスツ


また、駐日ブルガリア共和国特命全権大使 ゲオルギ ヴァシレフ様と
日中文化協会 様からも祝辞を頂きましたのでご紹介します。


祝辞

 このたびの国際交流展覧会に寄せて、美術協会「風」に感謝を申し上げたいと思います。

 ブルガリアとの交流展覧会は過去にも何度か開催されております。今年またこうして、ブルガリアのアーティストがプロ、アマ問わず参加して第46回国際交流展覧会「キャラバンの風」が開催されることをたいへん嬉しく思います。

 私の国ブルガリアを含めた世界中の国々との意義深くまた思い出に残るような文化交流に貢献される美術協会「風」に対し、心からお祝いを申し上げたいと思います。こうした文化交流によって、日本とブルガリアお互いの理解および友情がよりいっそう深まるであろうと確信しております。

20169月吉日

駐日ブルガリア共和国

特命全権大使

                ゲオルギ ヴァシレフ
           祝辞

 第46回美術協会「風」展の開催、おめでとうございます。
 日頃は、貴協会におかれましては、中・日文化交流に格別のご尽力を頂き、有難うございます。
 この度は、当展覧会に多くの中国の作家が参加させて頂き、感謝致します。これを機に中国と日本との交流が、更に深まり、強固なものになることを確信します。
 貴協会の益々の発展を祈ります。

 2016年8月吉日
                                       日中文化協会






会員作品


竹下 優子 「取り去る」 藤本 敬人 「スニーカーとてんとう虫」



吉田 朱里 「花と孔雀」 田中 毅 「夢幻」 平岩 駿 「鯱(しゃち)の狛犬」






絵画だけでなく、書・写真・工芸も展示しました。

野口 康子 裂き織 「宇宙」 青柳 順子 「南インドの風4点」



水谷 清子 染め 「藍と柿しぶ」 岩淵 陽人 「城下町松本ぼんぼん」 岩淵 陽人 「浅草三社祭り」